令和4年度 小松商業高等学校「企業実習」受入

小松商工会議所では毎年、勤労観と職業観の育成を目的に、石川県立小松商業高等学校の2年生を「企業実習」として受入れています。

本年度は7月26日(火)~7月28日(木)の3日間。実習に参加した生徒は藏田詠士(クラタエイジ)さん、鴻野碧(コウノアオイ)さん、山本怜奈(ヤマモトレナ)さんの3名です。
以下、実習生の感想です。

藏田 詠士さん

三日間有意義な時間を過ごせました。今まで仕事は、与えられた仕事を一人でこなしていくものだと思っていました。しかし実際は、全員が協力して成し遂げるものだと感じました。会場設営では、みんなが仕事を見つけ積極的に動いていました。このようなすぐに動ける人が、社会では活躍していくのだと思いました。仕事は初めてのことが多く、初めはゆっくりでしかできなかったことが、段々と速くなり効率が良くなっていきました。これが楽しかったです。そして、この感情が仕事は楽しいものだとなっていくのだと思いました。できない自分ができる自分になり、いろんなことを身に付けることができました。単純な作業もありますが、その中で、いかに速く終わらせ、次に進めるかが大事だと思いました。効率よくしてかつ、丁寧にすることが大切だと思いました。また視野を広くして他人に配慮して安全に仕事をすることも大事だといわれました。実際に実習を通して、今まで抽象的にしか考えれなかった会社のことが詳しく知れてよかったです。初日は不安でしたが、職員の方々が優しくてすごく居心地良く過ごせました。お忙しいところ本当にありがとうございました。学んだことを生かし、明るく積極的に生きていこうと思います。

鴻野 碧さん

3日間の企業実習で、普段の学校生活では体験できない専門的な仕事を通して働くことの大変さや、達成感を感じることができました。帳簿整理は、事業所番号順や五十音順で帳簿を並べる複雑な作業でした。大変や作業でしたが、整理を終えるとたくさんの帳簿がファイリングされ、大きな達成感を感じました。分からない事や小さな質問でも、職員の皆さんのご丁寧なアドバイスのおかげで、初めての作業が行えたと思います。また、一つ一つの作業を丁寧にに行う大切さも学ぶことができました。各事業所に送付する封筒に同封物をつめる仕事では、「一つ一つを大切に作業する」ということを教えていただきました。単純な作業ですが、その一つが一か所の事業所に届くので、気を引き締めて丁寧に作業することを意識しました。そして、丁寧かつスムーズに作業するために、どうすれば効率よく進めることができるだろうかと主体的に考えることも大切だと学びました。今回の企業実習は、「働く」ということのビジョンが以前より明確なものとなり、自分の就職時の視野を広げるものとなる貴重な体験でした。これからの学校生活や社会に出てた時の自分の経験として、存分に役立てたいと思います。商工会議所の職員の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。

山本 怜奈さん

企業実習を通して、商工会議所がどんなところか知り、働くことの大変さと楽しさを実感しました。事務の仕事と聞いていたのですが、その中にもたくさんの仕事があり、毎日違う仕事をしました。各事業所に送付する封筒に同封物をつめる仕事があったのですが、量が多くて、それを全部手作業で作っていることに驚きました。実際に企業に届くものなので、綺麗にかつ速く作業をこなしたいと思ったのですが、丁寧になるほどスピードに欠け、速さを求めるほど丁寧さに欠けて、難しいなと思いました。でも職員の方々がコツを教えてくださると、スムーズに作業が進むようになり、働いている方たちはすごいなと近くで感じることができました。たくさん質問しましたが丁寧に優しく答えてくださり本当に感謝しています。この3日間で将来に向けて、働くことを意識できたし、自分に足りないところが分かりました。これからの学校生活では、仕事に就いた時に実際に対応できるような勉強をしていきたいです。商工会議所に企業実習に来られてよかったです。皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。