平成29年5月30日、小松市長と小松公共職業安定所長より今年度の新規学校卒業者の採用に関し会員企業への雇用機会の拡大と確保を求める要請を受けました。

政府が進める「働き方改革」の考え方が全国的に広がる中、長時間労働を始めとした働き方が問題となり職場の労働環境に関する情報は新規学卒者が選択をする上で必要不可欠であり重要な判断材料となっております。
このため、正確な職場情報を提供することは必要な人材の採用に資することは勿論、就職後の実際の職場環境との格差による早期離職を防止するためにも大切となっています。

つきましては、地元企業の採用促進と若年層が働きやすい魅力的な環境整備のため、下記の要請に何とぞ深い御理解を賜り、特段のご尽力をお願い申し上げます。

記

一　各企業の魅力を伝える手段として、求人票へ企業情報をより多くかつ詳細に記載していただきたいこと

一　採用後の職場定着を図るため「労働条件」「仕事の内容」「福利厚生」「人材育成の取り組み」は最大の関心ごとであり改善できるところはないか求人提出前に点検いただきたいこと

一　新規学校卒業予定者が応募先の検討を始める段階から多くの選択肢が提供されるよう早い段階から採用計画を策定し求人申込みいただきたいこと

一　新規学校卒業予定者にとって安心して働ける職場として意識される環境整備を実施いただきたいこと