令和5年度 小松商業高等学校「企業実習」受入

 

小松商工会議所では毎年、勤労観と職業観の育成を目的に、石川県立小松商業高等学校の2年生を「企業実習」として受入れています。

本年度は7月25日(火)~7月27日(木)の3日間。実習に参加した生徒は   西田 咲(ニシタ サク)さん、藤田 煌理(フジタ キラリ)さん、吉岡 姫星(ヨシオカ ヒメホ)さんの3名です。
以下、実習生の感想です。

西田 咲さん

 

3日間の企業実習を通して、多くの事を学び、これからの自分について考えることが出来ました。事務の仕事とはどのようなお仕事をしているのか、詳しくわかっていなかったので、今回のような「事務」で働けるという体験ができ、嬉しかったです。小松商工会議所では、あいさつが良く飛び交っていて、あいさつの大切さに改めて気づくことが出来ました。そして、使わなくなった紙をリサイクルするなど、自分が知らなかったことや事務の仕事以外でも、一つ一つ教えてくださいました。作業をしている中、たびたび職員の方から「大丈夫?」と聞いて下さったり、アドバイスをしてもらったり、作業がしやすかったです。一人一人、優しく聞いて下さるのであまり緊張せず集中して取り組むことが出来ました。一つの作業が終わった後は、的確に次の作業を指示してくださったり、大変勉強になりました。事務の仕事では、いろんな書類があり、繰り返し行う作業も多く、段々雑になっていく作業でも、職員の方は一つ一つ丁寧に扱っていて、自分もきれいにと心がけることが出来ました。小松商工会議所にはいろいろなお客さんが来たり、電話対応など、お忙しい中、優しく丁寧に教えてくださりありがとうございました。これからは、学んだことを、思い出しながら、できる様になったことを生かせるようにしていきたいです。

藤田 煌理さん

この企業実習は私にとってとても意味のある三日間となりました。事務というのはどのような仕事をするのか、私がこなすことのできる仕事なのかなど、たくさんの疑問や不安を抱いて企業実習の日を迎えました。しかし、そのような心配はいらないほど職員の皆さんが何事も丁寧に教えてくださり、笑顔で接してくださったのでリラックスして仕事に取り組むことが出来ました。帳簿整理は、五十音順で帳簿をファイリングしていく単純な作業でしたが、帳簿の枚数と種類が多く長い時間がかかりました。二日目に整理が終わった時には大きな達成感を感じられました。また、収入印紙と石川県証紙を袋に入れる作業では、二つともお金同様に扱うため失くさないように注意したり、金額が書いてある部分が見やすいように袋に入れたりと、責任感を持って取り組まなければいけないと分かりました。他にはテプラを作ったりたくさんの封筒にはんこを押したりしました。どちらも同じことを繰り返す作業なので効率の良さを重視して作業しました。今回の企業実習はとても貴重な体験でした。社会人としてのコミュニケーションの取り方、仕事をする大変さなどたくさんのことを教わりました。小松商工会議所の皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。

吉岡 姫星さん

3日間の企業実習を通して普段では感じることが出来ない働くことの楽しさ・大変さを実感することが出来ました。事務のお仕事でも銀行に行って入金したり500通の封筒にシールを貼ったりなど様々な仕事がありとても大変でしたがすべて終わった時にはやりがいを感じることが出来ました。記帳入力業務は簿記で行った仕訳や勘定科目を使ってパソコンで行いました。学校で習ったことを実際に活かして作業を行うということができ嬉しかったです。作業を行う上でまだ聞いたことがない勘定科目があったので早く学習したいと思いました。生命共済帳簿管理はファイリングを行ったりスタンプを押す単純な作業でしたが複数の種類があるのと枚数が多くとても時間がかかり大変でした。集中して作業を続けてるうちに楽しくなり作業も効率よく進めることが出来るようになり、終わった後は達成感を得ることが出来ました。この3日間で初めて行う作業が多かったのですが職員の皆さんが優しく明るく接してくれたおかげでたくさんのことを学ぶことができ、やりきることが出来ました。商工会議所の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。