令和6年度 小松商業高等学校「企業実習」受入
小松商工会議所では毎年、勤労観と職業観の育成を目的に、石川県立小松商業高等学校の2年生を「企業実習」として受入れています。
本年度は7月23日(火)~7月25日(木)の3日間。実習に参加した生徒は荒木 陽菜(アラキ ヒナ)さんと冨田 恵永(トミタ ケイト)さん、山崎 莉緒菜(ヤマザキ リオナ)さんの3名です。
以下、実習生の感想です。
荒木 陽菜さん
三日間の企業実習を通して、改めて働くことは大変だということを実感しました。最初は上手く仕事ができるか不安や緊張でいっぱいでしたが、働いている人たちがとても優しく、一つ一つ丁寧にわかりやすいように説明してくださったり、色々話しかけてくださったりして職場全体もとても良い雰囲気で不安や緊張もいつの間にかなくなって、リラックスして作業することができました。印刷や封筒詰めなど、とても時間がかかってしまったけど、「ゆっくりでいいからね。」と声をかけてくださってとても優しいなと思いました。帳簿整理や日誌入力なども、できるか不安でしたが丁寧に教えていただけて、楽しく作業ができて良かったなと思いました。前までは、事務職いいなぐらいだったけど、企業実習を通して事務職に就くという目標ができたので良かったです。普段は体験できないようなことを、たくさん経験することができて良かったです。この三日間私にとって忘れられない貴重な時間になりました。商工会議所の皆さん、三日間本当にありがとうございました。
冨田 恵永さん
今回の企業実習では、たくさんのことを経験させていただきました。企業に向けて送る調査書の封入や、帳簿整理、日誌入力など、初めて経験することがたくさんありました。なれない作業で緊張していましたが、担当の方が丁寧に教えてくださり、「焦らないでゆっくりでいいよ」などの優しい声かけをしてくださいました。おかげで、だんだんと緊張がほぐれ、リラックスしながら作業を進めることができました。いろいろな業務を体験していくなかで一番悩んだのが、「どう作業を進めたら効率よくできるか」でした。一見単純な作業に見える業務でも進みが遅くなってしまうことが多々ありました。そこで、どう工夫すればもっと早く作業が進むかを考えてやってみると、少しだけ作業がスムーズに進むようになりました。作業が早く進むと気持ちにも余裕ができて、作業が少しだけ楽しくなり、同時にやりがいを感じられました。「自分で考えて工夫する」ということを、将来仕事をしていくうえで大切にしようと思います。三日間という短い間でしたが、本当にたくさんのことを経験させていただきました。自分が就職するときには、今回の企業実習で学んだこと、体験したことを生かしながら、精一杯頑張りたいと思います。商工会議所の皆さん、本当にありがとうございました。
山崎 莉緒菜さん
この三日間のインターンシップを通して、一つのことを続ける忍耐力と、仕事を効率よく進めるためにどのような工夫をすればよいかを考える力を身つけました。単純な事務作業がほとんどでしたが、とにかくその量が多く、事務職の大変さを思い知りました。私が主にやらせていただいた仕事は、ラベルシール貼り、印刷物の封入、書類や郵便物の整理でした。すべて集中力と根気強さが必要でしたが、職員の方に早く終わらせるコツなどを教えてもらいながら、成し遂げることができました。特にラベルシールを貼る業務では、お客様に届く封筒に住所や宛名などが書かれたシールを、傾いたりしわが寄ったりしないように丁寧に貼る必要があり、地道な作業でとても息が詰まりました。そんな中でも、職員の方は正確に速く集中してこなしており、とても感心しました。受付での接客や相談、電話対応や座ってパソコンに向かう業務など、どの仕事にも真摯に向き合い、集中して取り組む姿勢に尊敬の念を抱きました。単調な業務で辛くもなりましたが、商工会議所の皆さんが朗らかに接してくださり、心が救われた気分になりました。小松商工会議所でたくさんの貴重な経験を得ることができました。お忙しい中、時間を割いてくださりありがとうございました。