九谷焼竹隆窯平成26年10月号紹介

伝統技術の継承

高堂町に工房を構える九谷焼竹隆窯は今年で創業42年。昭和63年には、富山県利賀村の念仏道場を2年の歳月をかけて工房として移築しました。創業者は北村隆さん。息子であり2代目の和義さんや、5人の職人と共に九谷焼の製造と販売を行っています。

こだわりは九谷焼が本来持っている色や伝統的な技を活かし、幅広い世代に受け入れられるようなものづくりで、代表的な作品である北前船絵皿の他、最近は九谷焼で出来た昆虫フィギアも製造・販売しています。また、ご購入の際はお客様のニーズに合わせて、九谷焼の絵や模様を選択して注文できます。

竹隆焼窯工房の魅力は九谷焼だけではありません。工房内部には、東大寺の故 清水公照先生による襖絵、総欅造りの「仏間」、弁柄壁の「床の間」、そして江戸時代の小松城の茶室を移築した「竹隆庵」等、歴史的にも文化的にも価値がある様々なものが訪れた人を魅了します。

九谷焼の購入をお考えの方、伝統的な歴史・文化に興味がある方はぜひ一度、九谷焼竹隆窯に足をお運びください。

代表の北村隆さん(右)と2代目の和義さん(左)

茶室「竹隆庵」

企業情報

所在地 小松市高堂町ロ-156
TEL 0761-22-1793
FAX 0761-24-4231
URL http://www.tikuryu.com/
営業時間 午後9時~午後6時
休業日 毎週日曜日

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