～これからも小松市とともに歩み、成長していく温泉旅館として～

「あわづ温泉喜多八」は、創業１９５４年の代々続く老舗旅館である。小松市民ならば一度は宿泊されたことがある方も多いのではないだろうか。

旅館の自慢はなんといっても質のいいお風呂とお食事である。温泉の泉質は芒硝泉という弱アルカリ性のもので、免疫力向上やアトピー性皮膚炎、女性の美肌にも効果がある。お食事は、新鮮なものをより安く提供できるようにと、毎日、小松の市場から仕入れを行っている。旅館の一押しは800ｇ以上のこだわりの活ガニ。冬の時期限定なので、時期が合えばぜひご賞味いただきたい。

旅館を訪れる客の５～６割が小松市の方であるというのだから、昔から地元に深く根付いた旅館であることがうかがえる。一方で、県内の客だけではなく、県外からの観光客を集客し、小松市の観光業を盛り上げていく末席としての責務もあると話す。最近では県外からのヘルスツーリズムを目的とした滞在やスポーツ合宿のような利用も増えてきているという。

新型コロナウイルス感染症の影響で大きな打撃を受けた宿泊業界であるが、だからこそ変化に強く、より柔軟なサービスを提供できる旅館でありたいと支配人は語る。既に宴会型のサービスから、個々のニーズに焦点を当てた滞在型のサービスに変化してきているという。これからも時世やニーズに合わせて変化していく姿に期待が募る。

事業所情報

業種	旅館、ホテル
旅館名	あわづ温泉　喜多八
総支配人	喜多重光
所在地	〒923-0316 石川県小松市井口町へ１３番地
TEL	0761-65-1821

 

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旅館の外観

客室：ジャパニーズスイート