【社会福祉法人なごみの郷】をご紹介令和3年5月号紹介

~人の輪と心が和む場~

小松市北浅井町の北浅井交差点を山側に曲がった先、路地裏にあるフィンランドパインのログハウスの建物が「社会福祉法人なごみの郷」。県内でも初の試みとなる住民参加型の施設で、小松・能美・川北といった広域的な地域を対象に、集う人が皆こころいやされる「郷」でありたいとの願いが込められている。

平成12年4月に「地域であたりまえに暮らしたい」と思っている精神に障がいを持つ方の願いを実現するために生まれた施設である。障がいのある方の夢を叶えるために、現在は就労支援・生活支援・住居支援・相談支援の4つのサービスを柱に様々な事業を展開している。その中でも「就労支援センターつばさ」では就労支援を行っており、「安心→自信→回復」をモットーに、利用者の皆さんが安心して次の一歩を踏み出せるような温かな場所であろうと心がけている。

利用者の皆さんは、主に菓子製造や弁当作り、喫茶営業等に携わっており、障がいを持つ方の他、ボランティアや地域の方々も気軽に足を運べる温かな空間となっている。施設内には平日の昼間はどなたでも利用可能な喫茶店が営業中であり、淹れ立てのドリップコーヒーやシフォンケーキ、絶品カレーが好評で、どれも食材にこだわった自信の一品である。(現在は新型コロナウイルス感染防止のため、一般の方はご利用できません。)

利用者・スタッフの皆さんのイチ押しは、“こまつもん”にも認定された「いりがし」と「ぽんせんべい」。皆様に安心安全なお菓子を食べていただくため、小松産のお米や大麦、大豆でひとつひとつ丁寧に手作りしている。“いりがし”は、きなこ味・ゆず味・しょうが味等、バリエーションが豊富であり、味の違いを楽しむことができる。“ぽんせんべい”は、油を一切使用しないのでとってもヘルシー。どちらも素朴な素材の味を楽しめるので、ついつい食べ進めてしまう。

食べる人を選ばず、小さなお子様も安心して召し上がっていただけるカラダに優しいお菓子なので、皆さんも是非一度手にとってみてはいかがだろうか。

事業所情報

理事長 荒田稔
所在地 小松市北浅井町り123
TEL・FAX 0761-23-7284
URL http://www.nagomi-no-sato.com

 

アクセス

 

ギャラリー

「なごみの郷」の外観

「いりがし」と「ぽんせんべい」