【合同会社ニュートラル環境工房】をご紹介令和4年4月号紹介
竹材料にこだわった、環境・SDGsに配慮したもの作り
2020年6月に「竹と木でのもの作り」の会社を設立し、建具職人であった亡き父が仕事をしていた作業場で、建具用機械や道具を使って木工作業を行なっている。「竹の良さの再認識・再発見」をコンセプトとして、手作りで温かみがあり、プラスチックを使わない、環境・SDGsに配慮した竹製品を制作している(小松市SDGs宣言実施済)。
昨年からは、地元の日本料理店の協力のもと開発した竹皿を販売。また小松市のふるさと納税返礼品として「竹の菓子皿」を製作している。
コロナ感染が続く中、竹皿の他に新商品の必要性を感じ、細い竹を使用した足裏ローラー「細竹踏み」を開発。今までの青竹踏みとは違い、座っても使用でき、足が不自由な方でも足裏で細竹を転がすことでもみほぐしができる。今後はクラウドファンディング等で販売する計画である(4月中旬にMakuakeにて予定)。
滝ヶ浦氏は「竹は反りや歪みがあり、硬いことから木と比較すると扱いにくい材料であるが、柔軟性があり耐熱性が高く、焼き色の変化があるなど興味深い材料である。
しかし竹材料の現状は、竹に携わる職人の高齢化や後継者の不在で、流通が途絶えつつある。また放置竹林問題も深刻化していることもあり、日本の竹文化が衰退してきている。
今後、竹の活用を推進することで、竹文化の再興に微力ながら貢献したい。そして竹製品の製造を地域の建具職人と連携して行い、国内外へと広く販売し、竹の魅力を伝えていきたい。」と語った。
事業所情報
代表 | 滝ヶ浦 良成 |
所在地 | 小松市園町ロ31番地2 |
事業内容 | 竹製品の製作・販売 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
TEL | 080-1951-8043 |
URL | https://www.neutral-kankyo.com |
nagomi201304@gmail.com | |
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